越畑喜代美 koshihata kiyomi
2003.4.18(fri)〜4.27(sun)















横にスクロールして
ご覧になって下さい。
→→→

無断転載複写を禁じます。
Photo&uploaded by web-sahara.com
(佐原和人)


越畑喜代美関連サイト:
ほわほわなとき

【予感の画家】――越畑喜代美
 写真家が,現実の具体的な一場面をえぐって見せるのが使命であるならば,現実のさらにその奥に潜むもの,それを描くのが画家の使命であろう,描き得ないものを描く.そこにこそ画家本来の仕事がある.
 しかし,それは所謂“感じたことを描く”といった稚拙なものに堕してはならない.個人の空想の世界に留まっていたのでは,所詮,普遍的な画業としては成立しない.やはりそれは現実の世界に準拠している必要がある.誰もが感じ,誰もが一度は体験したこと,それらを自然に想起させるような,奥行きのある説得力を持っていなければならないのである.
 越畑は立体を平面状に押しつぶす.かぼちゃを描いてかぼちゃにあらず.花や木々は,現実世界の束縛を離れ,自在に遊び,咲き誇っている.そして,その独特の空間に引き寄せられた者は,次第に「そこに何が描かれているのか」といった詰まらない疑問から解き放たれていく自分を発見するのである.
 そこには,春の土の臭いがある,秋の爽やかな風が吹いている.それが鑑賞者を伸びやかにさせる.気持ちを和らげ,五体を揉みほぐす.誰もが感じ,誰もが体験している季節感,春秋の心地好さが,精一杯に描かれているのである.続く夏の厳しさ,冬の辛さは,何処からともなく聞こえる「今,この季節を楽しもうよ!」との囁きと共に,巧みに封印されている.「季節の予感」,これまでの越畑の画業は,この言葉に尽くされるのではないか,と密かに思っている次第である.
 一ファンの独り言・京都大学工学博士 吉田 武


左から「山吹茶話図」30×100 「梨花休奏図」30×100

それぞれの作品画像をクリックするとアップサイズを見られます。


左から「緑葉図−満ちる月−」35×140 「緑葉図−二十日の月−」35×140

それぞれの作品画像をクリックするとアップサイズを見られます。


「君をさそって」40×120

作品画像をクリックするとアップサイズを見られます。


左から「やわらかい丘で」M8 「緑陰茶話」M10

それぞれの作品画像をクリックするとアップサイズを見られます。


左から「good days」M4 「Peaceful -きい-」10×18
「あたたかな佳き日」60×80
「うす紅うらら」M10 「さわさわする丘で」M4

それぞれの作品画像をクリックするとアップサイズを見られます。